【英国人の視点】日韓戦、屈辱的敗北後の行き過ぎた失望。W杯からの逆算、あくまで親善大会のE-1

2017年12月20日(Wed)11時00分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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これから大事なのは、この敗戦を教訓とすること

 これから大事なのは、ハリルホジッチがこの敗戦を教訓とし、メンバーと戦術の両面においてロシア行きに向けた選択肢をより明確に固めていかなければならないということだ。

 手痛い敗戦に対して前向きに対応することが長期的には大きな効果をもたらすことは、土曜日の試合で反対側のベンチに座っていた男を参考にするだけでも分かることだ。

「リオ五輪の最終予選で日本と対戦した時には、2-0のリードから逆転されて2-3で敗れてしまった」と韓国代表のシン・テヨン監督は、就任以来最高の一戦となった試合を戦い終えたあと語った。

「だからこそ、リードしていても敗れる可能性があることは分かっていた。試合の中で何が起こり得るのか、常にシミュレーションするようにしている。今日は先に失点してしまったが、追い上げるシナリオも準備していた」

「ドーハ(2016年AFC U-23選手権)で日本に逆転されて2-3で敗れたことが良い教訓になった。辛い敗戦ではあったが私にとっては財産であり、そこから学ぶことができた。今日は大きなプレッシャーの中での戦いだったが、過去の経験を活かすことでそのプレッシャーを乗り越えられた」

 ハリルホジッチもこの苦しい経験を来夏に向けた糧とすることができれば、彼と日本代表にとって大きなターニングポイントになった敗戦だと言えるようになるかもしれない。

(取材・文:ショーン・キャロル)

【了】

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