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マンU、吉田麻也フル出場のサウサンプトンとドローで3位転落。さらに得点源を失う…

text by 編集部 photo by Getty Images

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マンチェスター・ユナイテッドと対戦したサウサンプトンの吉田麻也(左)【写真:Getty Images】

【マンチェスター・ユナイテッド 0-0 サウサンプトン プレミアリーグ第21節】

 現地時間30日に行われたプレミアリーグ第21節マンチェスター・ユナイテッド対サウサンプトンは、0-0の引き分けに終わった。サウサンプトンのDF吉田麻也はフル出場している。

 調子を落としている2チームの対戦。ユナイテッドは、立ち上がりにトラブルが発生する。8分、開幕から全試合フル出場を続けているルカクが空中戦を競った際に相手DFのヘディングが後頭部に。倒れ込んだルカクは、そのまま担架に乗せられ、しっかり固定されて運ばれていく。14分、かわりにラッシュフォードが投入された。

 不振のチーム同士の対決ということで、どちらも良い流れを呼び込むのに苦労する。ユナイテッドは65分、精細を欠いたムヒタリアンを下げてマルシアルを投入するが、それでも大きな変化は生まれない。

 対するサウサンプトンは、80分に最初のカードを切る。ロングを下げてガッビアディーニを入れた。

 その直後、ユナイテッドはセットプレーでゴールに迫る。右サイドのFKからゴール前のラッシュフォードがシュート。このボールをポグバが押し込んで、スタジアムが沸く。だが、ポグバの位置がオフサイドでノーゴールの判定。ポグバが触らなくてもシュートが枠内に飛んでいただけに、悔やまれる一押しとなってしまった。

 過密日程の影響なのか、最後まで試合のペースは上がらず、0-0のまま試合終了。同日の試合でチェルシーが勝利を収めているため、ユナイテッドは3位に転落した。

【了】

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