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HSV主将の酒井高徳、契約延長への交渉は“一時中断”。2部降格なら移籍も?

text by 編集部 photo by Getty Images

酒井高徳
ハンブルガーSVの酒井高徳【写真:Getty Images】

 ドイツ1部のハンブルガーSV(HSV)と、同クラブに所属する日本代表DF酒井高徳の契約延長に向けた交渉は、現時点では一旦ストップされたようだ。地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が20日付で伝えた。

 2015年にシュトゥットガルトから加入した酒井の現在の契約は、今季終了後の2018年6月で満了する。クラブは2020年までの新たなオファーを提示し、契約延長に向けた交渉が行われていることが報じられていた。

 キャプテンを任されるなどクラブからの信頼は厚く、酒井自身もHSVに満足しているとみられている。契約延長への障害はなさそうだったが、問題はチームがブンデスリーガで低迷に陥っていることだ。

 23試合を終えた時点で、HSVは降格圏の17位に位置しており、このままでは来季は2部で戦うことになる可能性も低くはない。酒井の側には、契約延長を決める前に、来季に向けた状況を見極めたいという考えがあるようだ。

 交渉を担当するHSVのイェンス・トッドSD(スポーツディレクター)は、「シーズンが終わるまで交渉を完了させることはない」とコメントしている。現時点では、1部残留に向けた戦いに集中することになりそうだ。

【了】

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