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広島が札幌下して開幕戦白星。新戦力のタイ代表FWが決勝点で“同国対決”制す

text by 編集部 photo by Getty Images

サンフレッチェ広島
サンフレッチェ広島のサポーター【写真:Getty Images for DAZN】

【サンフレッチェ広島 1-0 北海道コンサドーレ札幌 J1第1節】

 明治安田生命J1リーグ開幕節の試合が24日に行われ、サンフレッチェ広島と北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 昨季は降格圏間際の15位でシーズンを終えた広島と、11位の成績で16年ぶりのJ1残留を果たして定着を目指す札幌。それぞれ城福浩氏、ペトロヴィッチ氏を新監督に迎えての初陣となった。

 広島は今季加入した“タイの国民的英雄”FWティーラシンが先発で出場。大宮から加入の和田拓也、磐田から復帰の川辺駿も先発し、佐々木渉は負傷から約2年ぶりの復帰を果たしての先発に入った。札幌も昨季から所属のMFチャナティップが先発し、ティーラシンとのタイ人選手対決としても注目が集まる。

 前半28分、その広島の新戦力にさっそくのゴールが生まれる。左サイドの柏からのクロスに中央でティーラシンが合わせ、高い打点からのヘディングを叩き込んだ。タイ人選手としてJ1で初のゴールとなった。

 札幌は優位に試合を進める時間も多く、チャンスは生み出しながらも、守備を固める広島を最後まで崩すことはできず。前半の1点がそのまま決勝点となり、広島が勝ち点3で新シーズンをスタートさせた。

【得点者】
28分 1-0 ティーラシン(広島)

【了】

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