フットボールチャンネル

清水、神戸との打ち合い制し今季初勝利。19歳立田のJ初ゴールが決勝点に

text by 編集部 photo by Getty Images

20180303shimizu1_getty
清水は神戸との打ち合いを制し今季初勝利を飾った【写真:Getty Images】

【ヴィッセル神戸2-4清水エスパルス 明治安田生命J1リーグ第2節】

 3日、明治安田生命J1リーグ第2節の試合が行われ、FC東京がホームにベガルタ仙台を迎えた。

 前節サガン鳥栖と1-1で引き分けた神戸は、この日もルーカス・ポドルスキが先発。開幕戦で昨季2位の鹿島アントラーズと0-0のスコアレスドローを演じた清水は前節と同じ4-4-2のシステムで試合に臨んだ。

 ボール保持を試みた神戸は5分、ペナルティエリア手前でフリーキックをゲット。ポドルスキが強烈なシュートを打つもボールはゴール上に外れた。

 しかし、先制点のチャンスは清水エスパルスに訪れた。13分、右サイドの裏へと抜け出した北川航也が中央へクロス。中で待っていたクリスランがしっかりとあわせアウェイチームがリードを奪った。

さらに、アウェイの清水は追加点を決める。26分、相手のパスミスをカットした左サイドの石毛秀樹がドリブルから中にグラウンダーのクロスを入れると、これを北川が冷静に合わせた。

 ホームの神戸もこれに食らいついた。32分、三田啓貴が右サイドでクロスを上げると、中で田中順也がヘディングで合わせ1点を返した。

 後半はオープンな展開となったこの一戦だが、69分に神戸が同点に追いつく。右ペナルティエリア手前でフリーキックのチャンスを得た神戸は、チョン・ウヨンがそれをゴール左隅に決めた。

 しかしその3分後、清水の立田悠悟が右サイドを抜け出しペナルティエリア内に侵入。キーパーのニアサイドを抜けるシュートを決め、清水は勝ち越しに成功した。

 さらに清水は82分、左サイドからの石毛のパスを金子翔太がトラップし、冷静にシュートを放って追加点をゲット。このまま試合は2-4で終了し、清水は今季初勝利を飾った。

【得点者】
13分 0-1 クリスラン(清水エスパルス)
26分 0-2 北川航也(清水エスパルス)
32分 1-2 田中順也(ヴィッセル神戸)
69分 2-2 チョン・ウヨン(ヴィッセル神戸)
72分 2-3 立田悠悟(清水エスパルス)
82分 2-4 金子翔太(清水エスパルス)

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top