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「あれが入っちゃうのか」。FC東京・林彰洋、失点場面を悔やむ

text by 編集部 photo by Getty Images

林彰洋
FC東京の林彰洋【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第2節が3日に行われ、FC東京はベガルタ仙台に0-1で敗れた。

 今季初勝利を目指したホームチームだが、相手のワンチャンスに沈んだ。57分、自陣左サイドからのクロスはFC東京の選手が触るも、ファーサイドで拾われ最後は石原直樹にゴールを決められた。

 FC東京のゴールを守る林彰洋は「シュートというシュートも打たせていない中で、あれが入っちゃうのかという状況だった」と失点シーンを振り返る。石原の一撃は決してジャストミートしたものではなかったかもしれないが、素晴らしいコースに飛び、ポストに当たっての得点となった。

「あのタイミングでダイレクトで打ってきたらラッキーだと思っていた」と青赤の守護神は言う。だが意表を突かれる形となり、「逆にいいコースに飛んでしまった」と続けた。

 リーグ戦2試合を消化し1分1敗となったが、林は悲観していない。

「今は我慢の時なのかなと。これを継続しないことには続かないので。今年は特に強い気持ち持ってやらなきゃいけない。やっていることは悪くないと思うし、続けていけば結果もついてくると思う。1回結果を残すことがまずは大事」

 チームは集中した戦いを見せ、攻撃面では前節からの改善も見られた。1勝すれば流れも変わるはずだ。

(取材・文:青木務)

【了】

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