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長崎、J1での初ホームゲームで初勝利ならず。白熱の九州ダービーはドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

V・ファーレン長崎
V・ファーレン長崎のサポーター【写真:Getty Images for DAZN】

【V・ファーレン長崎 2-2 サガン鳥栖 J1第2節】

 明治安田生命J1リーグ第2節の試合が行われ、V・ファーレン長崎とサガン鳥栖が対戦した。

 今季クラブ初のJ1昇格を果たした長崎。開幕戦ではアウェイで湘南ベルマーレに敗れたが、ホームでのJ1ファーストマッチで初勝利を挙げたいところだった。一方の鳥栖も、J1の“先輩”として負けるわけにはいかない。

 開始わずか2分、先制点を奪ったのはホームの長崎。ファンマからのパスを受けた澤田がエリア手前でDFをかわしたあと、右足での強烈なシュートをゴール右上隅に突き刺し、長崎のホームでのJ1初ゴールを記録した。

 さらに35分にも長崎が追加点。碓井のパスを受けて前線に抜け出した鈴木武蔵が確実にシュートを流し込み、移籍後初ゴールでリードを2点に広げた。

 鳥栖も反撃に転じ、60分には1点を返すことに成功する。右サイドの小林からエリア手前に落とされたボールを、高橋秀人がダイレクトでシュート。守備陣の隙間を正確に抜けたボールがネットに突き刺さり、スコアは2-1に。

 82分には速攻で抜け出した翁長のシュートが惜しくも右ポストを叩き、長崎に追加点ならず。すると84分、CKに合わせた鄭昇炫がヘディングを叩き込み、鳥栖が2-2の同点に追いついた。

 結局そのまま試合終了を迎え、長崎はJ1での初勝ち点を獲得したが初勝利はお預け。鳥栖は開幕から2試合連続のドローとなった。

【得点者】
2分 1-0 澤田崇(長崎)
35分 2-0 鈴木武蔵(長崎)
60分 2-1 高橋秀人(鳥栖)
84分 2-2 鄭昇炫(鳥栖)

【了】

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