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負傷長引く香川真司「良くなってるけど炎症はまだある」代表復帰の可能性は?

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ドルトムントに所属する香川真司【写真:Getty Images】

【ドルトムント 3-2 フランクフルト ブンデスリーガ第26節】

 現地時間11日にブンデスリーガ第26節の試合が行われ、ドルトムントはフランクフルトと対戦し3-2の勝利をおさめた。ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は負傷離脱している影響で今節も欠場している。

 香川は自身の負傷について「報道通りですね。全治2、3週間くらいです」と答え「良くなってるけどまだ炎症がみられるかんじですね。(ボールは)まだ全然蹴ってないです。最初は見解的には早く復帰できると思ったけど。まあ、しょうがないですね」と、復帰までしばらく時間がかかることを明かした。

 3月下旬には代表戦を控えているが「もちろんそれはね、そういう視野でやってましたけど。こればっかりはしょうがないです。あとはもう一回、ここで長引いてもしょうがないので。ここでしっかり治して、4月中に復帰できたら良いんじゃないかなと思います。焦りはもちろんある。代表でプレーできるチャンスが少なかった中で、ここで出れないのはすごく残念ですが、自分の頭の中では切り替えができているし、あと4月、5月と良いプレーを見せて、5月にしっかりと調整していきたいなと思います」と語っている。

 香川は今季公式戦26試合に出場し6得点7アシストを記録。調子が上がってきた中での負傷離脱だったが「そうですね。これも1つの教訓じゃないですけど。いくら自分の中で注意したとしても、起こりうることですし。ただただそれ以上にもっと気を引き締めなければいけないし。逆にこの段階で良かったです。ネイマールじゃないですけど、これが一ヶ月でも遅れていたりしたら、もうワールドカップは確実に無理だったりてのがあるんでね。そういう意味では早い段階で、っていうのは思っていますけど」とコメントした。

(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)

【了】

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