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大迫勇也の2戦連続弾でケルンが最下位脱出。上位レバークーゼンを下して残留に望みつなぐ

text by 編集部 photo by Getty Images

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大迫勇也がレバークーゼン戦でもゴール【写真:Getty Images】

【ケルン 2-0 レバークーゼン ブンデスリーガ第27節】

 現地時間18日に行われたブンデスリーガ第27節でケルンはレバークーゼンと対戦し、2-0の勝利を収めた。大迫勇也はフル出場を果たし、2試合連続ゴールを記録している。

 最下位に低迷するケルンは、アグレッシブな立ち上がりで主導権を握ると、最高のスタートとなる。9分、左サイドを突破したビッテンコートがグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前で大迫がコントロール。素早く左足でシュートを放ち、先制点を奪った。

 大迫は2試合連続ゴールで、今季リーグ戦4点目。うち3得点がここ5試合で決まっており、調子を上げている。

 立ち上がりからフルスロットルで飛ばすケルンは、良い時間帯が続く。大迫のポストプレーを起点にチャンスが生まれるなど、追加点が欲しい展開になる。

 33分には追い風が吹く。レバークーゼンのFWアライオがボールと関係ないところでケルンのDFマローにひじ打ち。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でこのシーンが確認されて、アライオが退場となった。

 だが、最下位ケルンは簡単には勝てない。追加点を奪うどころか、10人のレバークーゼンに押し込まれる良くない流れになった。

 それでも、レバークーゼンも本来の姿ではなかった。69分、ケルンはGKからのロングフィードを大迫が競ってボールが浮き上がる。これをレバークーゼンのアランギスがヘディングで後ろに戻すと、味方の選手がいなかった。相手から絶好のパスを受け取ったツォラーは飛び出したGKをかわして無人のゴールにゴール。大きな2点目を挙げる。

 これで精神的にも楽になったケルンは、数的優位らしいプレーを見せて無事勝利。アウェイで10試合負けなしだったレバークーゼンを下したケルンは、ハンブルガーSVをかわして最下位を脱出した。

【得点者】
9分 1-0 大迫勇也(ケルン)
69分 2-0 ツォラー(ケルン)

【了】

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