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長谷部誠フル出場。フランクフルト、痛恨のミスでアウェイ4連敗…欧州が遠のく

text by 編集部 photo by Getty Images

長谷部誠
フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】

【ブレーメン 2-1 フランクフルト ブンデスリーガ第28節】

 現地時間1日に行われたブンデスリーガ第28節でフランクフルトはアウェイでブレーメンと対戦し、1-2で敗れた。長谷部誠はフル出場している。

 熾烈なチャンピオンズリーグ出場圏争いに食い込むフランクフルトは、今節も長谷部が先発。だが、先制したのは直近4試合で3勝1分けと好調のブレーメンだった。

 28分、左からのクロスにユヌゾビッチがシュート。スライディングでブロックに入った長谷部の足をかすめたボールが、ゴールの左に決まった。

 フランクフルトは後半に入って反撃。56分、左サイドのファビアンが縦のスペースに転がすと、ボアテングが中から走って追いつき、意表を突いたダイレクトのヒールキックでクロスを入れる。このボールに反応したヨビッチが少し戻りながらボレーで合わせて1-1とした。

 その後はフランクフルトが逆転弾を目指して攻め込む時間が増える。だが、終盤に痛いミスが出てしまった。

 79分、ブレーメンは左サイドからユヌゾビッチがクロスを入れる。このボールをフランクフルトはアブラハムが頭に当てた。浮き上がったボールはゴールの方向へ向かうが、GKフラデツキーの守備範囲だった。しかし、頭上に伸ばした手の間をボールがすり抜けてゴール。ブレーメンの勝ち越し弾となった。

 これが決勝点となり、フランクフルトはアウェイ4連敗。シャルケとRBライプツィヒが勝利を収め、レバークーゼンが引き分けたため、フランクフルトは6位に順位を落とした。

【得点者】
28分 1-0 ユヌゾビッチ(ブレーメン)
53分 1-1 ヨビッチ(フランクフルト)
79分 2-1 オウンゴール(ブレーメン)

【了】

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