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大迫勇也所属のケルン、ルーテンベック監督と来季は契約せず。昨年12月から指揮

text by 編集部 photo by Getty Images

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ケルンのシュテファン・ルーテンベック監督【写真:Getty Images】

 現地時間12日、日本代表のFW大迫勇也が所属するケルンはシュテファン・ルーテンベック監督と契約を延長しないことを公式ホームページで発表した。

 ルーテンベック監督は昨年12月にペーター・シュテーガー前監督の解任を受けチームを引き継いだ。これまで15試合で指揮を執る同氏は18ポイント(5勝3分け7敗)を獲得しているがチームは最下位に低迷している。なお同監督との契約は2018年6月30日にまでとなっている。

 ケルンのアルミン・フェーGM(ゼネラルマネージャー)は「シュテファンは12月の時点で今季終了までトップチームの監督を務めると決めていた。シーズンの結果に関わらず彼は今後もクラブで仕事を続けることが出来る」と退任は既定路線である事を強調した。

 ルーテンベック監督も「チームが残留争いで大事な時期に自分の事で世間を騒がせたくなかった」とこの時期での発表の理由を説明した。そのうえで「私はこのクラブの為に最後まで全力を尽くしていく」と残り5試合で1部残留を目指すことを誓った。

 大迫はルーテンベック監督就任以降、9試合に出場し3得点を挙げている。信頼して起用してくれている監督に残留という大きなプレゼントをすることが出来るだろうか。

【了】

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