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ポドルスキ、古巣ケルン復帰の夢捨てず。「50年経っても変わらない」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ルーカス・ポドルスキ
ヴィッセル神戸のルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images for DAZN】

 J1のヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、負傷の治療のため一時帰国した機会を活かし、古巣ケルンの試合を観戦した。ドイツメディアではケルンへの復帰の可能性が改めて注目されている。

 日本代表FW大迫勇也も所属するケルンは、先月28日に行われたブンデスリーガ第32節のフライブルク戦に敗れた時点で来季の2部降格が決定。現地時間5日に行われた第33節の試合では王者バイエルン・ミュンヘンと対戦して1-3の敗戦に終わった。

 独紙『レヴィア・シュポルト』などよれば、ポドルスキは自身の古巣2チームの対戦となったこの試合をスタジアムで観戦した。ケルン復帰の可能性については、「このユニフォームを着てピッチに立つのが夢だというのはいつも言ってきたとおりだ」とコメントしている。

 ケルンのアレキサンダー・ヴェールレCEOも、ポドルスキが将来的に復帰する可能性を否定していない。「ルーカスは我々のクラブの歴史の中で非常に重要な一部分だ。サッカーではどんなことも排除できない。我々は2部で戦うことになり、ルーカスには日本であと1年契約がある。その後、サッカーの神様がどう決めるかは誰にも分からない」と話した。

 ポドルスキは、選手としての復帰が実現しなかったとしても、何らかの形でケルンに戻ることに意欲を見せている。「異なる役割ということもある。僕とこのクラブやこの町との関係は誰もが知っている。それは今後50年経っても変わらない」と古巣への愛着を強調した。

 昨年夏に神戸に加入したポドルスキは、2019年末まで契約を残している。契約を終えた時点で34歳となるが、その後ケルンでプレーすることもあり得るのだろうか。

【了】

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