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ドイツの“絶対的守護神”、W杯不参加も…「チーム、国民の為に正しい決断をする」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ドイツ代表のマヌエル・ノイアー【写真:Getty Images】

 バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表のGKマヌエル・ノイアーが来月に開催されるロシアワールドカップ(W杯)出場に向けて現在の心境を語っている。8日付けの独メディア『シュポルトアインス』が報じている。

 ノイアーは昨年4月に行われたCL準決勝のレアル・マドリー戦で左足を骨折したあと、8月末に4ヶ月ぶり復帰した。しかし9月に再び練習中に負傷してしまい、左足の手術を受けた。その後のリハビリを経て既にチーム練習にも合流している。

 そんなノイアーは現状について「ピッチで練習出来て幸せだ。これまでのところ痛みなど問題はない。それはとても良い兆候だ」と順調に復帰への階段を上っている事をアピールしている。
 
 一方で「カムバックの時期については分からない」と未だ実戦復帰の時期は明確に出来ず、W杯には参加出来るかとの問いに対し「今の段階では何とも言えない。自分自身やチーム、ドイツ国民の為に正しい決断をしなければならない」とW杯への参加を見送る可能性も示唆した。

 現地時間15日、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督はW杯に向けての予備登録メンバーを発表する。同メディアは予備登録にはノイアーの名前が入る可能性が高いとしているが、試合経験を積まないままで最終メンバーに入る事は極めて難しいと予想している。

 12日に行われるブンデスリーガ第34節シュツットガルト戦での復帰は難しい状況のノイアーがW杯までに試合に出場する可能性があるのはオーストリア戦(6月2日)とサウジアラビア戦(6月8日)の2試合だ。

「一日も早くフィット出来るように努力をしている。確実に良くなってきているので今後も続けていく」と語るドイツの“絶対的守護神”をW杯本番で見る事が出来るのだろうか。

【了】

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