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日本代表招集を待つ武藤嘉紀「やることはやった」。マインツでの3年間は「財産」

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 マインツは現地時間12日、ブンデスリーガ最終節でブレーメンに1-2で敗れた。試合後のFW武藤嘉紀のコメントが、クラブの公式サイトで紹介されている。

 前節までに残留を決めたマインツは、最終節で精細を欠いた。武藤は試合後を振り返り、「みんなモチベーションが低かったのかな。前から行こうと思っても、後ろに下がってしまって、全然連動できなかった。しょうがないというよりは残念」と語っている。

 武藤はもちろん、日本代表招集を待っている。「ただ待つだけですよね」と武藤。「やることはやりましたし、状態も良いので。これで満足せず、明日もトレーニングをしっかりやって。明日(日本へ)帰ると筋肉が張ってしまうので、もう1日しっかりケアして、次の日に帰ろうかなと思っています」と最善の準備をして待つ構えだ。

 今年夏にマインツからの移籍が噂される武藤は、マインツでの3年間が「財産になる」と話した。

「まさか1シーズン目、2シーズン目に続けて怪我をするとは思わなかった。それが不運だったかなと。気持ち的にもきつかったです。異国の地で、最初は言葉も分からなかったですし。厳しかったですけど、そこから立ち直って、今季は大きな怪我はなかった。少し長引いてしまったのは残念でしたけど、3年間しっかり戦えたのは自分の財産になりますし、これからの指標にもなると思います」。

【了】

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