日本代表の武藤嘉紀【写真：Getty Images】
ロシアワールドカップに臨む日本代表は7日、スイスのルガーノで練習を行った。本大会に挑む前に、スイス戦とパラグアイ戦の2試合を行う。日本代表に招集された武藤嘉紀がインタビューに答えた。
コンディションについて質問されると「そうですね。かなり体もオーストリアで追い込みましたし、明日あたりかなり良い状態になってるんじゃないかなと思います」と、良い調子であることを明かした。
スイス戦に向けては「ＦＩＦＡランク６位の相手ですし、やっぱ自分たちがポゼッションで支配できるかって言われたらたぶん難しいと思う。そうやって苦しい時間帯はあると思いますけど、そこでしっかりと耐えて。やっぱああいう大舞台でなかなかチャンスは回ってこないと思いますけど、回ってきた時に決めきらなといけないと思うんで。とにかく体は疲れても頭だけはしっかりとクールに維持できればいいのかなと思います」と語っている。
ここ最近、大迫勇也が先発で出て、武藤は途中からジョーカー的に使われていた。レギュラーで出たい気持ちはあるか聞かれると「もちろんそうですね。やっぱ結果が全ての世界ですから。そうなるかもしれないですし、もし結果が残せなかったら監督の考えもそうですけど、それに合わなかったら出れないし。良いプレーができたらチャンスが巡ってくるかもしれないので。ホント、ここにいるメンバー誰しもレギュラーで出たいと思ってるメンバーが集まってると思うんで。自分もその１人ですし。とにかくやっぱＦＷである以上、ゴールにつながるプレーっていうのをしなくてはいけないのかなと思いますけどね」とコメント。
移籍の噂も浮上しているが「まあクラブが高いお金で出したいっていうのは分かりますけど。今はやっぱワールドカップに集中したいので、特に移籍のことは考えず、とにかく１試合でも多くプレーしたいと思います。まずは日本のために勝利につながるプレーってのを心がけたいと思ってます」と語っている。
（取材：元川悦子、文・構成：編集部）
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