“咬ませ犬”相手の上辺の快勝に浮かれるべからず。守備の要に青信号も…ポーランドの不安

2018年06月13日(Wed)12時50分配信

text by 本田千尋 photo Kazuhito Yamada/Kaz Photography
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“小国”相手の勝利は本質的問題をうやむやに…?

アルトゥル・イェンドジェイチク
リトアニア戦では4バックにトライしたポーランド。写真はDFアルトゥル・イェンドジェイチク【写真:Kazuhito Yamada/Kaz Photography】

 アダム・ナバウカ監督は、前半を[3-4-3]の布陣でスタートし、後半は[4-2-3-1]の布陣にトライした。前半を[3-4-3]で始めたということは、グリクの復帰も決まったことで、やはり3バックを基本戦略として考えている、ということだろうか。

 3枚の並びは、左からチョネク、ベドナレク、イェンドジェイチク。チリ戦で先発したパズダンはベンチスタートになった。後半は頭からピシュチェクを投入し、布陣は[4-2-3-1]に移行。4バックにトライする。53分にはベドナレクに代わって、パズダンが入った。

 もちろんグリクは復帰に青信号が灯ったとは言え、さすがにこのリトアニア戦は欠場となったため、ナバウカ監督は、結果的に守備陣の組み合わせを色々と試すことになったようだ。 

 しかし“咬ませ犬”相手の試行錯誤では、最適解に辿り着くことはできない。もちろんナバウカ監督も、頭の中では、グリクありきの組み合わせを考えているはずだ。リトアニア戦の試行錯誤は、人員プランの大筋にさほど影響を与えないだろう。

 それでも大会前にグリクの状態を見る試合がもう1つも無いのであれば、一抹の不安を拭えないまま、初戦のセネガル戦を迎えることになる。ロシアに入ってから練習試合を組むなど、グリクありきの布陣を試すために、何らかのテストの場を設けた方が良いのではないか。

 “小国”相手の上辺の快勝で、本質的な問題をうやむやにしてはならない。本大会の対戦相手は、小さな綻びも見逃さないだろう。

(文:本田千尋)

【了】

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