FKゴールを決めたセルビアのアレクサンダル・コラロフ【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは現地時間14日に開幕し、17日までに11試合が行われた。まだ初戦を戦っていないチームもあり、全試合の6分の1程度を消化した段階だが、直接フリーキックによるゴール数は早くも前回大会に並んだ。
大会開幕戦ではロシア代表のMFアレクサンドル・ゴロビンがサウジアラビアからFKゴールを記録。2日目のポルトガル対スペイン戦では、ポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドが終了間際に3-3に追いつくFKを決めてハットトリックを達成した。
さらに17日のコスタリカ対セルビア戦では、セルビアのDFアレクサンダル・コラロフが直接FKから決勝ゴールを挙げた。ここまで11試合で記録された全25得点のうち3点がFKからの得点となっている。
2014年ブラジル大会では、全64試合を通して記録されたFKゴール数が3ゴールだった。スイスのMFブレリム・ジェマイリ、アルゼンチンのFWリオネル・メッシ、ブラジルのDFダビド・ルイスの3人がFKゴールを記録していた。
今後の試合でもさらなるFKゴールが生まれるのだろうか。キッカー不在が問題視される日本代表もチャンスがあれば狙っていくとともに、相手チームのFKには警戒が必要かもしれない。
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