ポーランド代表のロベルト・レバンドフスキ【写真:Getty Images】
現地時間24日、ロシアワールドカップ・グループリーグH組第2節でポーランド代表はコロンビア代表と対戦し0-3で敗れた。
同グループで本命と思われていたポーランドがまさかの2連敗で予選リーグ敗退が決まった。初戦のセネガル代表に敗れたポーランドは終始コロンビアに押される展開で40分に先制点を奪われる。ロベルト・レバンドフスキが前線で孤立したポーランドは攻撃の形を作れず、逆にコロンビアにさらに2点を決められた。
ポーランド紙『ファクト』は「残念。悲しい。屈辱的だ。」との見出しをつけ「ポーランド国民4000万人を代表した11人が見せたパフォーマンスは我々を笑いものにした」と敗戦を伝えた。
またエースのレバンドフスキは「私は前線で一人だった。自分が出来る事をやりつくした。でもワールドカップで勝つためにはそれだけでは足りない。勝つためにはクオリティーが必要だが、我々にはそれがなかった」と味方選手の能力に疑問を呈し「もしチャンスがあってゴールを決める事が出来ないなら自分自身に腹を立てるだろう」と暗にチャンスを作れないチームメイトを批判しているとも取れる発言をしている。
続けて「我々は全力を尽くして戦ったが、もう何もする事は出来ない」と半ば次の試合を諦めているとも取れるコメントをした。
チームで主将を務めるレバンドフスキの発言はチームにどのような影響を与えるだろうか。28日にポーランドと対戦する日本にとってはチャンスになるかもしれない。
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