インデペンディエンテのシルビオ・ロメロ【写真:Getty Images】
【セレッソ大阪 0-1 インデペンディエンテ スルガ銀行チャンピオンシップ】
スルガ銀行チャンピオンシップ2018の試合が8日にヤンマースタジアム長居で行われ、セレッソ大阪とアルゼンチンのインデペンディエンテが対戦。1-0の勝利を収めたインデペンディエンテが優勝を飾った。
今回で11回目の開催となるこの大会では、日本のルヴァンカップ優勝チームと南米のコパ・スダメリカーナ優勝チームが激突する。7年ぶりの出場となったインデペンディエンテは、前回出場時にジュビロ磐田に敗れた悔しさを晴らした。
スルガ銀行チャンピオンシップは南米では国際タイトルのひとつとして重要視される。今回のインデペンディエンテの勝利も、アルゼンチンの各メディアで大きく報道されている。
特に注目を集めているのが、この勝利によりインデペンディエンテの国際タイトル獲得数が「18」となったことだ。これまでにコパ・リベルタドーレス7回、コパ・スダメリカーナ2回、インターコンチネンタルカップ2回などのタイトルを獲得している。
これはレアル・マドリーの26回、エジプトのアル・アハリの20回に次ぎ、世界のクラブで3位タイとなる国際タイトル数だ。イタリアのミランおよび同じアルゼンチンのボカ・ジュニオルスのタイトル数に並ぶことになった。17回で並んでいたバルセロナを上回っている。
アルゼンチン『TyCスポーツ』は、「インデペンディエンテが再び世界の表彰台に」と3位再浮上について報道。国内のライバルであるボカのタイトル数に並んだことは特に重要視され、試合後の監督のコメントやサポーターのチャントにもボカを皮肉る言葉があったことなどが伝えられている。
【了】