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韓国まさかの敗戦で「日韓決勝」は消滅? アジア大会の“山”は…

text by 編集部 photo by Getty Images

森保一
森保一監督【写真:Getty Images】

 U-21日本代表は現在インドネシアで開催されているアジア大会2018の男子サッカーに参戦中だが、「日韓対決」が早まるかもしれない。

 ここまでグループリーグで2試合を消化した日本は、ネパールとパキスタンに勝利して順調にきている。第3節ベトナム戦に勝てば、グループ首位で決勝トーナメント進出だ。

 一方、オーバーエイジ枠3つをフルに使って優勝を狙う韓国は、初戦でバーレーンに6-0と大勝したものの、17日はマレーシアに1-2で敗戦。マレーシアが2戦2勝で首位に立っており、韓国は第3節キルギス戦に勝っても2位通過となる可能性が高くなった。

 D組の日本とE組の韓国は、ともに首位で突破した場合、決勝トーナメントの山が分かれるため、決勝戦、もしくは3位決定戦まで当たらないはずだった。しかし、日本が首位通過で韓国が2位通過となれば、どちらも勝ち進んだ場合は準決勝で対戦することになる。

 FIFAランキング171位のマレーシアに敗れたチームと考えれば、「日韓戦」は悪くない。ただ、「オリンピックで銅メダル以上、アジア大会で金メダル」なら兵役免除となる韓国は、本気で優勝を狙いにきているだけにあなどれず、優勝候補に挙げられている。

 アジア大会の「日韓戦」はどのタイミングで実現するだろうか。

【了】

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