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トーレス初得点を母国紙も報道。イニエスタとの対戦は「日本サッカーの歴史的な日」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

フェルナンド・トーレス
アンドレス・イニエスタとフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images for DAZN】

 天皇杯のベスト16にあたる4回戦の試合が22日に行われ、サガン鳥栖とヴィッセル神戸が対戦。FWフェルナンド・トーレスの来日初ゴールなどにより鳥栖が3-0の勝利を収めて準々決勝へ進んだ。

 この試合ではトーレスと神戸のMFアンドレス・イニエスタの日本での初対戦が実現。両者ともにベンチスタートとなったが、後半途中からの交代出場でピッチに立った。

 イニエスタがJ1で2つのスーパーゴールを決める一方で、トーレスはここまでリーグ戦7試合に出場して無得点。だがこの試合ではついに初ゴールを記録してみせた。84分に福田晃斗からのマイナスのパスに右足で合わせたシュートはゴール右隅の絶妙なコースへ向かい、ポスト内側を叩いてネットに転がり込んだ。

 移籍後初ゴール、しかもイニエスタとの直接対決で決めたゴールは母国スペインのメディアでも盛んに報じられている。『アス』紙は「トーレスが日本での初ゴールでイニエスタをカップ敗退に追い込む」と伝えた。トーレスとイニエスタの対戦については「日本サッカーにとって歴史的な1日」と記している。

『マルカ』紙はトーレスの絶妙なシュートをゴルフの「パット」と表現。「スペクタクルな突破」とアシストした福田のプレーにも賛辞を送っている。

【了】

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