柏レイソルは浮上できるか。手塚康平と小泉慶、5得点快勝を支えたボランチコンビが意識したこと

明治安田生命J1リーグ第24節が25日に行われ、柏レイソルはV・ファーレン長崎と対戦し5-1で快勝した。波に乗り切れぬまま下位に低迷する柏は、それまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュを見せた。この日の勝利は浮上のきっかけとなるだろうか。(取材・文:青木務)

2018年08月26日(Sun)10時45分配信

text by 青木務 photo Getty Images for DAZN
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地に足をつけて戦った90分

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小泉慶と手塚康平【写真:Getty Images】

 前半立ち上がりで試合が決まってしまった前節・ジュビロ磐田戦を思えば、V・ファーレン長崎をホームに迎えた柏レイソルにとって、先にスコアを動かされることだけは何としてでも避けたかったはずだ。

 しかし開始11分、鈴木武蔵の裏抜けに対応が遅れると、強烈なシュートを突き刺された。またしても序盤でビハインドを背負うことになった。それでも、チームが浮き足立つことはなかった。

「早い段階で失点しましたけど、焦らずちょっとずつ、1個ずつやっていけば必ずチャンスは来ると思ったので、その時に仕留めれば大丈夫だと」

 小泉慶はこう話す。手塚康平は「やっぱり多少、前節のことが頭を過ぎったんですけど、磐田戦に比べて今回は自分たちのペースでできていたと思います」と、1週間前との違いを説明した。注意しながらも序盤に失点したが、苦い記憶はすぐに振り払ったようだった。

 すると、レイソルは21分にクリスティアーノのゴールで同点に追いつき、その3分後にも再びブラジル人ストライカーがネットを揺らした。前半のうちに試合をひっくり返すと、後半もゴールラッシュは続いた。

 終わってみれば5-1の大勝。前節と同じ轍は踏まなかった。残留争いのライバルから勝ち点3を奪ったことには大きな意味がある。先制パンチを食らってふらつき、そのままノックアウトされた磐田戦とは大きく異なる点だろう。地に足をつけて戦ったレイソルにあって、光ったのはボランチコンビの手綱捌きである。

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