意外に日本代表とそっくり? コスタリカ新時代の始まり、地震大国としての勇気と希望

11日にキリンチャレンジカップ2018で日本代表と対戦するコスタリカ代表とは、いかなるチームなのだろうか。ブラジルワールドカップでベスト8に入った実績もある中米の強豪には、日本との意外な共通点もある。来日してから3日間彼らを追い続け、見えてきたものとは。(取材・文:舩木渉)

2018年09月11日(Tue)12時54分配信

text by 舩木渉 photo Getty Images, Wataru Funaki
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コスタリカ代表はW杯を終えて新たな時代へ

コスタリカ代表
コスタリカ代表の一つの時代はロシアワールドカップで終わってしまったのかもしれない【写真:Getty Images】

 この記事のタイトルを見て「コイツは何を言っているんだ…」と思われたことだろう。でも、閉じるのは待ってほしい。もう少し読んだら、タイトルの意味を理解していただけるはずだ。

 11日にキリンチャレンジカップ2018で日本代表と対戦するコスタリカ代表は、今回のアジア遠征に多くの若手選手たちを帯同させている。グループリーグ敗退に終わったロシアワールドカップ後にオスカル・ラミレス監督の退任があり、2009年にU-20ワールドカップでコスタリカをベスト4に導いた実績を持つロナルド・ゴンザレス監督が暫定的にチームの指揮を執る。さらに欧州組の多くも招集できない状況で、次世代にシフトする方針をとった。

 もちろん世代交代はコスタリカにとって急務でもある。ロシアワールドカップには4年前のブラジルワールドカップでベスト8入りに貢献したメンバーの多くも出場しており、彼らは軒並み20代後半から30代になっている。

 例えば今回は招集外となったGKケイラー・ナバスが31歳、ロシアでキャプテンマークを巻いていたFWブライアン・ルイスが33歳、A代表通算117キャップを誇るMFセルソ・ボルヘスが30歳。彼らの年齢を考えると、4年後のカタールワールドカップを目指すのは現実的でない。

 加えて主要メンバーを固定しながら戦ってきた影響で、A代表でのキャップ数が40試合を超える選手が多くいる一方で、20〜30試合前後を記録している中堅の数が少ない。ゆえにA代表でのキャップ数が10試合以下の選手が13人参加している今夏のアジア遠征は、4年後のワールドカップを見据えた上でも重要なチャンスなのだ。

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