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ドルト指揮官、過去2戦2敗のベルギー王者を警戒。「賢く攻撃しなければならない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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ボルシア・ドルトムントのルシアン・ファブレ監督【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントのルシアン・ファブレ監督はチャンピオンズリーグ(CL)初戦の相手となるクラブ・ブルージュを警戒している。

 現地時間18日、ドルトムントはCLグループリーグ第1節でクラブ・ブルージュとアウェイの地で対戦する。17日に行われた会見でファブレ監督は「ブルージュはベルギーのチャンピオンチーム。それが全てだ」と過去5年で3度のリーグ優勝を経験している相手を警戒している。続けて「我々はコンパクトにプレーする必要がある。またしっかり守備をして賢く攻撃しなければならない」と語っている。

 特に警戒している点として「カウンター」を挙げたファブレ監督は「前線には良いストライカーがいる。彼らはとても危険だ」とコメントしている。

 また会見に同席し2006年から2011年までスタンダール・リエージュに在籍していた経験を持つベルギー代表のMFアクセル・ヴィツェルは「何度もブルージュとは対戦した事がありクラブのことは知っている。でもチャンピオンズリーグとなればまた違ってくるだろう。簡単な試合ではない」とこちらも注意をしている。

 これまでドルトムントは欧州の舞台でクラブ・ブルージュとは2度対戦している。最初は1987/88シーズンのUEFAカップ(現:ヨーロッパリーグ)3回戦で対戦し2試合合計3-5で敗れた。2度目は2003/04シーズンのCL予備予選3回戦で対決し2試合合計3-3となりPK戦の末に再び敗れた。

 さらにCLのアウェイゲームでは直近の6試合で2分4敗と勝利のないドルトムント。2季ぶりの決勝トーナメント進出向け大事な初戦をどのように戦うのだろうか。

【了】

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