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横浜FM、下位脱出へ貴重な勝ち点3。山中亮輔決勝弾で磐田下す

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

横浜F・マリノス
横浜F・マリノスのサポーター【写真:Getty Images for DAZN】

【ジュビロ磐田 1-2 横浜F・マリノス J1第27節】

 明治安田生命J1リーグ第27節の試合が22日に行われ、ジュビロ磐田と横浜F・マリノスが対戦した。

 前節終了時点で14位の横浜FMは勝ち点で15、16位と並んでおり、大混戦の残留争いに巻き込まれた状態。一方の11位磐田も横浜FMとの勝ち点差は4ポイントしかなく、敗れるようだと残留争いに引きずり込まれかねない状況にあった。

 安全圏への浮上を図りたい横浜FMは開始8分、最初のチャンスで先制点を奪う。右サイドの大津祐樹からのクロスに、ファーサイドでフリーだった遠藤渓太が右足で合わせた。前半はそのまま横浜FMの1点リードで折り返す。

 追いつきたい磐田は後半から川又堅碁と、移籍後初出場となるエレンを投入。横浜FMもウーゴ・ヴィエイラが入る。61分にはそのウーゴ・ヴィエイラが前線でロングボールを収め、巧みな足技から決定的なシュートを放ったが、惜しくも左ポストを叩いた。

 磐田は63分、FKからボールを受けた川又がゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定。しかしその5分後、右サイドの櫻内渚からの絶妙なクロスに川又が飛び込み、ヘディングで合わせて同点ゴールを奪った。 

 75分には磐田の大久保嘉人が立て続けに決定的な形を迎えたがいずれも決められず。すると86分、山中亮輔が中央左寄りの遠い位置からシュートを放ち、ゴール右隅を突いた正確なシュートがネットの中へ。横浜FMが2-1と勝ち越した。

 後半アディショナルタイムにはドゥシャンが2枚目のイエローカードを受けて10人となった横浜FMだが、そのまま勝利。下位の混戦の中で貴重な勝ち点3を加えている。

【得点者】
8分 0-1 遠藤渓太(横浜FM)
68分 1-1 川又堅碁(磐田)
86分 1-2 山中亮輔(横浜FM)

【了】

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