カラバオ・カップ（イングランド・リーグ杯）3回戦の試合が現地時間2日に行われ、エバートンとサウサンプトンが対戦。1-1からPK戦を制したサウサンプトンが4回戦進出を果たした。

　サウサンプトンのDF吉田麻也はこの試合に先発してキャプテンを務め、フル出場。今季のプレミアリーグではまだ出場機会がないが、カップ戦では前回のラウンドに続いて先発起用された。

　試合は前半終了間際にサウサンプトンが先制。だが88分、吉田に競り勝ってボールを持ったウマル・ニアスのアシストからセオ・ウォルコットが同点ゴールを奪った。試合はPK戦にもつれ込んだが、そのウォルコットの失敗などもありサウサンプトンに軍配が上がった。

　失点には関与する形となったが、キャプテンとしてチームの3回戦突破に貢献した吉田に対して英メディアの評価は悪くない。『スカイ・スポーツ』『ミラー』などはいずれも採点「7」をつけている。チーム内では平均よりやや高い採点となった。

　10月末に行われる4回戦では、サウサンプトンは岡崎慎司の所属するレスター・シティと対戦する。吉田、岡崎ともに今季は出場機会を得るのに苦戦しているが、カップ戦でもチャンスを与えられればアピールしたいところだ。

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