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新体制の神戸、長崎とドローで連敗ストップ。イニエスタも復帰。湘南は鳥栖下す

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

アンドレス・イニエスタ
ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第29節の試合が6日に行われ、ナイトゲームではヴィッセル神戸とV・ファーレン長崎、サガン鳥栖と湘南ベルマーレがそれぞれ対戦した。

 2試合連続の大敗も含めてリーグ戦5連敗、公式戦6連敗と極度の不審に陥っている神戸は、前節コーチとしてベンチ入りしていたフアン・マヌエル・リージョ新監督がこの試合から正式に指揮。アンドレス・イニエスタもベンチに戻ってきた。

 序盤は神戸が優位に試合を進めたが、先制点を奪ったのは最下位の長崎だった。22分、エリア手前右側でボールを受けて反転した澤田崇が抜け出し、ゴール前に持ち込んで自ら蹴り込んだ。

 だが30分には神戸が同点とする。敵陣内左サイドでのスローインから藤田直之がロングスローを送ると、ウェリントンが頭で流したボールをフリーで受けた三原雅俊が1-1とするゴールを決めた。

 59分には3試合ぶりの復帰となるイニエスタが出場し、さっそくチャンスに絡むプレーも見せる。だが両チームともにその後のチャンスは決められず、1-1のドローに終わった。神戸はティーラトンが終盤にラフプレーで一発レッドカードを受け、10人で試合を終えている。

 残留ラインを挟んでの直接対決となった鳥栖と湘南の一戦は、62分に岡本拓也のゴールでアウェイの湘南が先制。これが決勝点となり湘南が4試合ぶりの白星を挙げた。なおベンチに入った鳥栖のフェルナンド・トーレスは出場せず、加入以来初の欠場となった。

 この結果、鳥栖は柏レイソルに抜かれて降格圏の17位に後退。16位の名古屋グランパスが現時点で3試合を多く残していることもあり、長崎とともに厳しい状況に置かれている。

【了】

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