日本代表の吉田麻也【写真:Getty Images】
今月12日に行われるパナマ代表との国際親善試合に向けた日本代表合宿の2日目が9日、新潟市内で行われた。
サウサンプトンに所属するDF吉田麻也は今月7日に行われたイングランド・プレミアリーグ第8節のチェルシー戦で今季リーグ戦で初出場を果たしたが、今の自分の状態に「まだ足りない」と話しながらも「なぜ自分がこの代表に選ばれて、なぜここで長くやれているかっていうのを監督、スタッフ、そして新しい選手たちに証明しなければいけないなと思う」と自身が代表にいる意味をチームに伝えていくつもりだ。
来年1月にUAEで開催されるアジアカップに向けて吉田は「まず新しい監督のやり方を理解することと、新しい選手がアピールする機会があるということ、それで競争が激しくなれば、チームの基盤を作りつつ、選手個々も成長できるんじゃないか」とポジション争いの激化がチームを底上げし、選手個人の成長にも繋がると語った。
ロシアワールドカップ後の自身について吉田は「自分のサッカー人生も日本代表のサッカーも続いていくので、立ち止まらずに進み続けなければいけないなと思います」とまずはアジアカップに向けて前だけを向いて前進する。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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