横浜F・マリノスのウーゴ・ヴィエイラ【写真:Getty Images for DAZN】
YBCルヴァンカップ準々決勝1stレグの試合が10日に行われ、柏レイソルと湘南ベルマーレ、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスがそれぞれ対戦した。
柏は試合開始から1分も経たないうちに、江坂任のパスを受けた瀬川祐輔が至近距離からのシュートを決めて先制。だが湘南も9分に菊地俊介のゴールで同点とした。そのまま両チームにゴールは生まれず、1-1のドローに終わっている。
鹿島と横浜FMの一戦は前半をスコアレスで折り返す。77分には横浜FMがペナルティーエリア手前中央でのフリーキックを獲得すると、天野純が左足で壁の間を抜くシュートを決めて先制に成功した。
アディショナルタイムに入った93分には鹿島に左CKのチャンス。永木亮太の上げたボールに犬飼智也が高い打点で合わせてヘディングシュートを決め、土壇場で鹿島が試合をドローに持ち込んだかに見えた。
だが、最後にさらなる劇的な展開が待っていた。95分、横浜FMのFKから山中亮輔がシュートを放ち、GKがこぼしたボールをウーゴ・ヴィエイラが押し込む。アディショナルタイムに入って両チームがゴールを奪い合う展開の末、アウェイの横浜FMが2-1の勝利を収めた。
決勝進出を懸けた2ndレグは14日日曜日に開催。湘南が柏を、横浜FMが鹿島をそれぞれホームで迎え撃つ。
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