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原口元気、主力選手としての自覚。「経験したものを伝えていかないといけない」

text by 編集部 photo by Getty Images

原口元気
原口元気【写真:Getty Images】

 日本代表は10日、12日に行われる国際親善試合のパナマ戦に向けて新潟市内で合宿を行った。

 森保ジャパンになって初の代表選出となったFW原口元気は所属するハノーファーでは怪我もあり開幕から出遅れリーグ戦4試合と出場数が少ない。それでも「まあきつい練習はしてたので、全然大丈夫ですし、これからはたぶん出場機会も増えるんで。まあ大丈夫だと思います。もうイケるというか、この間の試合もほぼ100でできましたし」と完全復活をアピールした。

 サイドには堂安律や伊東純也など新戦力が台頭してきている。「まあ、あまりわからないですけど、2日くらい練習しても、やはり上手ですし、いいものを持っている2人だし、(中島)翔哉を含め、両ウィングは今回入っていない乾くんもいるし、本当にいい選手がたくさんいるので、自分が何ができて、何ができないかを理解しているので、自分にできることを精一杯やるしかないなと思います」と印象を語った。

 ロシアワールドカップでは得点を挙げるなどベスト16入りに大きく貢献した。4年後について問われ「まあかわらないと思います。理想通りにいかないだろうし、日々やりながら目指していくものは変わると思う。」と答えながらも「でも、一つぶれないのは自分がどういう時によくて、どういうものが足りないのかは自分自身、理解しているから、自分の良さを出せる能力というのはうまくなっているし、どの試合でも自分の良さは出せるかな。それを出すのが日本代表に貢献できるというのはワールドカップでも示せたと思うし、これからもそうであり続けようと思います」と語った。

「もちろん引っ張っていきたいですし、まあ経験したものっていうのをやはり伝えていかなきゃいけない。100パーセントサッカーに向かってやってくってことをね。ピッチ内でも外でも示していけたらいいかなとは思います」と語る原口はチームの主力としての自覚を持って今回の合宿に臨んでいるようだ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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