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大迫勇也、新戦力との連係向上に自信「どう噛み合わせるかが肝になる」

text by 編集部 photo by Getty Images

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大迫勇也【写真:Getty Images】

【日本 3-0 パナマ キリンチャレンジカップ2018】

日本代表は12日、キリンチャレンジカップ2018でパナマ代表と対戦し3-0と勝利した。

 ロシアワールドカップで活躍した大迫勇也は、森保一監督体制では初めての代表戦となった。要所でボールを収めるなど質の高さは示したものの、自身は無得点に終わった。フィニッシュの局面でもシュートはうまくミートできず。「なかなか今日はうまく足がついてなかったのが事実」と振り返った。

 周囲との連係についても「メンバーも結構違いましたし、やっぱり練習と試合の中では距離感も違うし、そこは今までやってきたメンバーと少なからずの違いはありました」と、手探りの部分が多かったことを明かした。

 とはいえ「半数以上選手が変わっているので、そこは合わないのが普通」とも話しており、その点については今後のノビシロとも言えるだろう。大迫も「やっていく中で絶対に良くなると思うし、また次の試合が楽しみ」と前を向いた。

 大迫自身、日本代表の一員として新たなスタートとなった。森保ジャパンにとって最初の公式戦となるアジアカップは来年1月に開幕。「10月と11月、あと3試合ある」と話す大迫は、「1月に向けていい準備というか、チーム全体としていいゲームができればと考えています」と続けた。

 この日のパナマ戦では修正すべき点も見られたが、大迫が言うようにアジアカップに向けた準備と捉えれば、課題が出たことを悲観する必要はない。

「もちろん個人的な自信もあるし、噛み合えばうまく行くのは確実なので。あとはそこをどう噛み合わせるか、どう合わせていくかが肝になってくると思いますね」

 次のウルグアイ戦で、日本屈指のストライカーはどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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