女子サッカーの価値、なでしこ10番が目指す未来とは? ベレーザ・籾木結花インタビュー【後編】

2018年10月18日(Thu)10時10分配信

text by 青木務 photo ⒸTOKYO VERDY , Tsutomu Aoki , Getty Images
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実現したい未来とは?

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籾木結花は女子サッカーの価値をどのように考えているのだろうか【写真:ⒸTOKYO VERDY】

――女子サッカーの魅力や価値について、籾木選手はどのようにお考えですか?

「なでしこリーグは、例えばJリーグのようにサッカー1本で安心できる環境ではありません。一人ひとりがサッカーと仕事、学生だったら学業という二軸を持っていて。そうした中でサッカーに打ち込むとなると、その分、色々と考えなければいけない。でも、それが個性として表れていたり。Jリーグを知っているわけではないですけど、なでしこリーグの選手たちにもそれぞれのバックグラウンドがあります。

 一人ひとりが色々な側面を持っているので、選手それぞれの価値を知ってほしいなと思います。そういう選手が集まっていることがなでしこリーグの価値でもあると思うので、その辺りを知ってもらいたいですね」

――今後、実現したい未来を教えてください。

「女子サッカーが発展してほしいという思いはもちろん持っているんですけど、小さな女の子たちが必ずしもサッカーを選ばなくてもいいかな、というのもすごく感じています。色々な選択肢がある中で自分が好きなスポーツを選べばいいと思いますし、もしその子がサッカーを選んだ時に、女子サッカーのしっかり目指すべき場所があることが大事だと思います。

 やっぱり今だと、生活するためには他に仕事もしなければいけない、というネガティブなイメージがつきやすいのかなと。本当に目指したいと思えるような場所を作った上で、裾野を広げていきたいですね。それプラス、キャリアウーマンの方にもスポーツを通していい影響を与えていきたいなと思います。

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