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女子サッカーの価値、なでしこ10番が目指す未来とは? ベレーザ・籾木結花インタビュー【後編】

なでしこリーグの観客数が下降線をたどる中、ある選手が立ち上がった。日テレ・ベレーザとなでしこジャパンで10番を背負う籾木結花(もみき・ゆうか)だ。慶應義塾大学の4年生でもある彼女は、20日に行われるINAC神戸レオネッサ戦の集客プロデューサーに就任。『もみPプロジェクト』と銘打ち、様々な企画を考案、実現した。籾木を突き動かしたものとは? 女子サッカー界に一石を投じた22歳へのインタビューを前後編でお届けする。今回は後編。(取材・構成:青木務、取材日:2018年10月3日)

text by 青木務 photo by ⒸTOKYO VERDY , Tsutomu Aoki , Getty Images

スタバやディズニーからヒントを得た

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U-20女子W杯では1万人の観客の前でプレーした【写真:Getty Images】

☆インタビュー前編はこちら☆

――今回プロデューサーという立場で集客に関わりましたが、参考にしたことなどはありますか?

「バルサやBリーグの千葉ジェッツふなばしなど、色々な書籍を読みました。スポーツ以外ではスターバックスやディズニーの本も読んだんですけど、特にスタバとかディズニーの、体験を大事にしている点はお手本というか参考にできる部分が多くて。そういうところからもヒントを得たという感じですね」

――8月にはアジア大会に出場しました。期間中、他競技の試合も観戦されていたそうですが、今後に繋がる刺激などはありましたか?

「それぞれのスポーツの楽しさというか、初めて見る競技が多かったんですけど、すごくワクワクして見ていました。『これってどういうルールなんだろう』という風に、もっと知りたいなと思いました。

 もし、なでしこジャパンの試合を観ていてルールがわからない人たちがいた時に、自分たちはどういうアプローチをすればいいのか。そういう考え方もできたので、新しいスポーツに触れられたのはすごくいい機会でしたね」

――籾木選手の中にある、満員のスタジアムという原風景を教えてください。

「2016年にパプア・ニューギニアで開催されたU-20ワールドカップに出場したんですけど、準決勝や3位決定戦は1万人の中でプレーしました。それは本当に初めての経験でしたし、すごく楽しかった。そういう体験を他の女子サッカー選手にしてもらいたいなと思います」

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