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デビュー戦で初ゴールの本田圭佑に地元メディアも賛辞。「騒ぎは本物だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】

 オーストラリア・Aリーグ第1節の試合が20日に行われ、メルボルン・ビクトリーとメルボルン・シティがダービーマッチを戦った。ビクトリーの本田圭佑は1ゴールを記録している。

 今夏にビクトリーに加入し、Aリーグにとって「デル・ピエロ以来最大」の大物スター選手として注目を集めていた本田。その強い期待とプレッシャーの中で迎えた開幕戦に先発すると、28分に右からのクロスにヘディングで合わせていきなりの移籍後初ゴールを記録してみせた。

 その後も随所に好プレーを見せていた本田だが、チームを勝利に導くことはできなかった。前半のうちにPKから同点ゴールを奪ったシティは、70分に交代出場選手のゴールで逆転。昨季王者のビクトリーは黒星発進となった。

 チームの結果には繋がらなかったが、オーストラリアメディアは本田の与えたインパクトに賛辞を送っている。『FOXスポーツ』は「本田は素晴らしい形でダービーの戦いをスタートさせた」「本田は全ての中心にいるようだった」「騒ぎは本物だった」と豪州デビュー戦について伝えた。

『デイリー・フットボール・ショー』は、シティの同点ゴールを記録した元マンチェスター・ユナイテッド、レスター・シティのDFリッチー・デ・ラートと本田の2人について「ビッグネームがオーストラリアの舞台に上がった」「両者ともにそれぞれのチームで決定的な役割を演じた」と伝えている。

【了】

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