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川崎F、神戸との激戦に5-3で大逆転勝利。広島に4差で連覇へ大きく前進

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

川崎フロンターレ
川崎フロンターレがヴィッセル神戸に勝利【写真:Getty Images for DAZN】

【川崎フロンターレ 5-3 ヴィッセル神戸 J1第30節】

 明治安田生命J1リーグ第30節の試合が20日に行われ、川崎フロンターレとヴィッセル神戸が対戦した。

 2位のサンフレッチェ広島が敗れたことで、首位の川崎Fは勝ち点差を広げるチャンス。一方で6試合白星なしと苦戦が続いている神戸は、アンドレス・イニエスタが3試合ぶりに先発に復帰した。

 13分にはホームの川崎Fが先制ゴール。登里享平が倒されてPKを獲得し、ここのところPK失敗の続いていたエース小林悠が冷静にシュートを成功させた。

 だが神戸はわずか2分後に同点に追いつく。イニエスタからのロングボールをルーカス・ポドルスキがゴール前に落とすと、エウシーニョがクリアを試みたボールが奈良竜樹の体に当たってオウンゴールに。

 さらに28分、ポドルスキからの鋭い横パスを受けた古橋亨梧が反転から見事なミドルで逆転ゴール。35分には三田啓貴も右サイドからクロス性のボールを直接ネットに収め、神戸が2点リードを奪った。

 苦境に追い込まれた川崎Fだが、43分には家長昭博が決めて1点差で前半を折り返す。65分にはエリア手前左から仕掛けた齋藤学がゴール右隅への絶妙なシュートで川崎Fでのリーグ戦初ゴールを決めて同点に追いついた。

 さらに69分、川崎Fは華麗な連携で神戸守備陣を崩し、最後は小林とのワンツーから大島僚太が逆転ゴール。76分にはエウシーニョもゴールを決め、2点ビハインドからの4連続ゴールで2点リードを奪った。

 その後も決定機を生み出し続けた川崎Fは、6点目こそ奪えなかったが見事に勝利。残り4試合で広島に4ポイント差をつけ、リーグ連覇に向けて大きく前進した。

【得点者】
13分 1-0 小林悠(川崎F)
15分 1-1 オウンゴール(神戸)
28分 1-2 古橋亨梧(神戸)
35分 1-3 三田啓貴(神戸)
43分 2-3 家長昭博(川崎F)
65分 3-3 齋藤学(川崎F)
69分 4-3 大島僚太(川崎F)
76分 5-3 エウシーニョ(川崎F)

【了】

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