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J2熊本、降格圏の21位以下が確定。J3の結果に助けられない限り降格へ

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

Jリーグ
ロアッソ熊本がJ3自動降格圏確定【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J2リーグ第39節の各試合が28日に行われた。最下位のロアッソ熊本は、J3自動降格圏の21位以下でシーズンを終えることが確定している。

 5連敗で最下位に沈んでいた熊本はホームでファジアーノ岡山と対戦。0-0のドローで連敗をストップし、6試合ぶりの勝ち点1を獲得した。だが20位の京都サンガFCが大宮アルディージャを下して勝ち点3を加えたことで、熊本は残り3試合に全勝しても21位以下で終えることが決まった。

 21位および22位の2チームはJ3の上位2チームとの入れ替えとなる。ただし、来季のJ2ライセンスを取得していないチームがJ3の2位以内に入った場合は入れ替えが1チームのみとなる。

 J2ライセンスを持たない現在4位のアスルクラロ沼津などが2位以内に浮上してシーズンを終えれば、J2の21位チームは残留する。熊本は昨季も21位でJ2のシーズンを終えたが、J2ライセンスを取得していなかったブラウブリッツ秋田がJ3を1位で終えたためJ2残留となった。

 いずれにしても熊本が残留に望みを繋ぐためには、残りの試合で21位のカマタマーレ讃岐を上回ることが必要になる。2008年のJリーグ参入以来11シーズンをJ2で戦ってきた熊本だが、初のJ3降格を味わうことになるのだろうか。

【了】

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