フットボールチャンネル

残留目指す湘南とACL目指す清水はドロー。ともに決定機活かせず無得点

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

湘南ベルマーレ
湘南ベルマーレ【写真:Getty Images for DAZN】

【湘南ベルマーレ 0-0 清水エスパルス J1第31節】

 明治安田生命J1リーグ第31節の試合が2日に行われ、湘南ベルマーレと清水エスパルスが対戦した。

 先週末にルヴァン杯優勝を飾った湘南は、30日に行われたジュビロ磐田戦も含めて7日間で3試合の過密日程。3連勝中と好調な清水は対照的に2週間ぶりの試合に臨んだ。

 6分には清水に復帰したドウグラスが強烈なシュートで枠を捉えるが、その後は湘南ペース。たびたび清水ゴールに迫る形を生み出し、特に35分にはCKからのこぼれ球を拾った坂圭祐がエリア内左側から決定的なシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに先制点を阻まれた。

 後半も湘南が優勢に試合を進め、清水はフラストレーションを募らせたヤン・ヨンソン監督が66分にピッチ内でボールを蹴って退席処分を受けてしまう。残り時間は指揮官不在での戦いを強いられることになった。

 それでも71分には清水にビッグチャンスが訪れる。カウンターから巧みにボールを繋ぎ、最後はエリア内での浮き球に白崎凌兵がジャンピングボレーで合わせたが、GK秋元陽太がスーパーセーブでゴールを割らせない。

 結局両チームともに最後までゴールは奪えずスコアレスドロー。3連勝でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)圏内浮上への望みも生まれていた清水だが、残り3試合で状況は厳しくなった。残留争い中の湘南も勝ち点1を加えたが、安全圏までは浮上できていない。

【得点者】
なし

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top