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G大阪、好調対決制して7連勝。浦和は6試合ぶり黒星でACL圏浮上へ痛手

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ガンバ大阪
ガンバ大阪サポーター【写真:Getty Images for DAZN】

【浦和レッズ 1-3 ガンバ大阪 J1第31節】

 明治安田生命J1リーグ第31節の試合が3日に行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦した。

 浦和は最近5試合で4勝1分け、一方のG大阪は6連勝と両チームともに好調な戦いを見せ、それぞれ順位を上げてきている。浦和は来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位浮上に向けて、G大阪は残留確定に向けてさらに勝ち点を伸ばしたいところだった。

 前半は浦和が優位に試合を進めるが、GK林瑞輝の好守などもあってゴールは奪えず。すると前半終了間際の43分、小野瀬康介がエリア手前でバウンドしたボールに左足で合わせて強烈なシュートをゴール右上隅に突き刺し、アウェイのG大阪がリードを奪った。

 後半は立ち上がりから浦和が積極的に仕掛け、立て続けにチャンスを生み出す。49分には長澤和輝が抜け出してシュートを放ち、林が弾いたボールを興梠慎三が押し込んで同点に追いついた。

 だが62分、好調ファン・ウイジョのゴールでG大阪が勝ち越し。左サイドのハーフウェイライン付近でボールを受けたファン・ウイジョはそのまま一人で持ち上がり、左からエリア内に侵入すると右足で強烈かつ正確なシュートをゴール右隅に突き刺した。

 さらに7分後の69分、G大阪はエリア内で細かくパスを繋いで浦和守備陣を崩し、最後は藤春廣輝からのマイナスのボールにアデミウソンが合わせる。左足シュートをゴール右に決めてリードを2点に広げた。

 そのまま1-3で終了を迎え、G大阪は連勝を7に伸ばした。6試合ぶりの黒星を喫した浦和は3位以内への浮上が厳しい状況となっている。

【得点者】
43分 0-1 小野瀬康介(G大阪)
49分 1-1 興梠慎三(浦和)
62分 1-2 ファン・ウイジョ(G大阪)
69分 1-3 アデミウソン(G大阪)

【了】

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