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柏、鹿島に競り負け降格危機。名古屋は1点を死守し残留に向け一歩前進

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

伊東純也
伊東純也【写真:Getty Images for DAZN】

 J1第32節の柏レイソル対鹿島アントラーズ、台風の影響で延期となった第28節分のセレッソ大阪対名古屋グランパスの試合が6日に行われ、柏が2-3で鹿島に破れ、名古屋が1-0でC大阪に勝利した。

 残留争いは試合前の時点で15位に勝点36でサガン鳥栖、1試合未消化で16位に同34で名古屋グランパス、17位に同33で柏と続く。鳥栖と柏が残り3試合、名古屋が残り4試合という状況だ。

 残留に向けて勝利が欲しい17位の柏は先制を許した直後の10分、FW瀬川祐輔のゴールで同点とすると、同24分にもFWクリスティアーノのパスから瀬川が右足で冷静に決めて勝ち越し。

 だが、27分にコーナーキックからDF町田浩樹がヘディングで決め、鹿島が同点に追いつく。さらに2-2で迎えた61分、鹿島MF山口一馬のプロ入り初ゴールで勝ち越しを許す。試合はそのまま終了し、柏が2-3で鹿島に破れた。

 16位の名古屋は53分、DF秋山陽介のクロスをC大阪GKキム・ジンヒョンが弾くと、身長165cmのFW相馬勇紀がヘディングで押し込み先制。その後も両チームはチャンスを作るも名古屋が1点を死守し、1-0の勝利を収めた。

 この結果、名古屋は降格圏脱出の15位に浮上、柏が1試合多い中で17位と残留に向けて厳しい状況となった。

試合結果は以下の通り
柏レイソル 2-3 鹿島アントラーズ
セレッソ大阪 0-1 名古屋グランパス

第31節、32節終了時点での順位は以下の通り
14位 湘南  勝点 37 得失 -5
15位 名古屋 勝点 37 得失 -6
16位 鳥栖  勝点 36 得失 -6
17位 柏   勝点 33 得失 -12
18位 長崎  勝点 29 得失 -18

柏は残り2試合、柏以外は残り3試合

【了】

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