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CLの現状をおさらい。王者レアルがまさかのGL敗退も? バイエルンも思わぬ苦戦(E~H組編)【編集部フォーカス】

今季のチャンピオンズリーグもいよいよグループリーグの折り返しとなる第4節を迎えようとしている。すでに決勝トーナメント進出を手中に収めたクラブも現れており、同時に敗退が濃厚となっている厳しい立場にあるクラブも現れ始めてきた。今回フットボールチャンネルでは、第3節を終えた時点のCLの現状をおさらいするとともに、今後の行方を探っていく。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

グループE組

CLグループリーグE組
グループE組はバイエルンとアヤックスが熾烈な首位争いを繰り広げることになりそうだ【写真:Getty Images】

1位:アヤックス(勝ち点7/得失点+4)
2位:バイエルン・ミュンヘン(勝ち点7/+4)
3位:ベンフィカ(勝ち点3/-2)
4位:AEKアテネ(勝ち点0/-6)※第3節終了時点

 バイエルン・ミュンヘンが圧倒するかに思われたグループE組だが、思わぬ対抗勢力が出てきた。それがアヤックスである。ここまで2勝1分と無敗を維持しており、勝ち点7を稼いでいる同クラブは、第4節のベンフィカ戦に勝利することができれば、早くも決勝トーナメント進出を決定させることができる。仮にベンフィカに敗れても、ベスト16入りは問題ないだろうが、首位通過を目指す上で同試合を落とすわけにはいかない。

 一方のバイエルン・ミュンヘンも、決勝トーナメント行きは問題ないだろう。ただ、首位通過がマストであるため、今の状況を楽観視はできない。最大の正念場は、第6節のアヤックス戦になるだろう。そこまでに勝ち点を取りこぼさないことも重要となる。

 3位のベンフィカは、第4節のアヤックス戦を落とし、バイエルン・ミュンヘンがAEKアテネに勝利すると、無念の敗退が決定する。もちろん、オランダの強豪に勝利すれば決勝トーナメント進出の希望は残されるが、それでも厳しい状況ということに大きな変化は生まれないだろう。ただ、最後まで意地を見せることに価値があるのではないだろうか。

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