【サウサンプトン 1 – 1 ワトフォード】

　現地時間10日にイングランド・プレミアリーグ第12節の試合が行われ、17位のサウサンプトンと8位のワトフォードが対戦。ホームのサウサンプトンは先制するも後半に同点に追いつかれた。日本代表DF吉田麻也はセンターバックで4試合ぶりの先発でフル出場を果した。

　リーグ戦７試合勝利のないサウサンプトンは、この試合で負ければマーク・ヒューズ監督を解任するだろうと各現地メディアが報じていた。

　ホームで負けられないサウサンプトンが先制する。20分、コーナーキックのこぼれ球をイングスが奪い、そのボールをFWマノーロ・ガッビアリーニが左足で決め先制。その後もサウサンプトンは果敢に攻めるも追加点はならず。

　追加点が欲しいサウサンプトンは66分、ペナルティアーク中央付近でパスを受けたFWチャーリー・オースティンがダイレクトシュート。このボールが相手に当たってゴールに吸い込まれるも、セットプレーで上がっていた吉田がオフサイドの位置にいてノーゴール。吉田も体を反らして避けていたようにも見えたが、プレーに関与しているとみなされた。

　すると82分、アウェイのワトフォードがサウサンプトンのクリアミスから、最後はDFホセ・ホレバスがシュートを放ち同点に追いつく。試合はこのまま終了し、サウサンプトンは8試合ぶりの勝利を逃した。

【得点者】
20分 1-0 マノーロ・ガッビアディーニ（サウサンプトン）
82分 1-1 ホセ・ホレバス（ワトフォード）

【了】