「秋の王者」に迫るドルトムントの課題は一つ上の次元へ。“強者”としての難しさ

ドルトムントは15日、ブンデスリーガでブレーメンと対戦する。勝てば前半戦を首位で終えることが確定するが、目指すものがもっと先にあるのは明らか。そこに達するために必要なのは、目の前の試合で勝ち続けるハングリーな気持ちを保つことだ。(取材・文:本田千尋【ドイツ】)

2018年12月15日(Sat)10時10分配信

text by 本田千尋 photo Getty Images
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勝てば「秋の王者」が決まるドルトムント

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CLでも決勝T入りのドルトムント【写真:Getty Images】

 「飢え」続けることができるか。12月15日に行われるブンデスリーガ第15節。ボルシア・ドルトムントはホームにSVヴェルダー・ブレーメンを迎える。

 首位をひた走るドルトムント。2位のボルシアMGとは7の勝ち点差が、3位のバイエルン・ミュンヘンとは9の勝ち点差が開いている。ブレーメンに勝利すると、“秋の王者(前半戦終了時の首位チームをドイツではこう呼ぶ)”が確定する。だが、そんな慣習上のタイトルは、当事者たちにとって重要ではないようだ。13日に行われた会見で、ルシアン・ファブレ監督は次のように語った。

「我々は首位にいる状況には満足している。しかし、まだ6日間で3試合ある。なので“秋の王者”といったことについて話すことは多くない。我々は次の試合に完全に集中しなければならない。完全にブレーメン戦にね。そして、もう次の火曜日にはデュッセルドルフでの試合がやってくる。そしてすぐに金曜日はホームでのボルシアMG戦だ。完全に次の試合に集中する。次の試合はブレーメン戦だ。それだけだ」

 言ってしまえば、“秋の王者”は見せかけのタイトル。前半戦を首位で折り返したからといって、長いシーズンの果てにマイスターシャーレを掲げられるとは限らない。上辺の勲章に左右されず、目の前の1試合1試合を勝ち切っていく。「完全にブレーメン戦に」「集中する」。それこそが真の王者ヘの近道なのだろう。

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