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鹿島、ベイル3発に散る…。レアル快勝で史上初の3連覇に王手

text by 編集部 photo by Getty Images

ガレス・ベイル
鹿島戦でハットトリックのガレス・ベイル【写真:Getty Images】

【鹿島アントラーズ 1-3 レアル・マドリー クラブワールドカップ準決勝】

 現地時間19日に行われたクラブワールドカップ準決勝の鹿島アントラーズ対レアル・マドリーは、3-1でレアル・マドリーが勝利を収めた。

 3連覇を狙う欧州王者レアル・マドリーと、2年前のリベンジを目指す鹿島の準決勝。前半はレアル・マドリーのスタートが鈍く鹿島が主導権を握るが、鹿島のペースも上がりきらず、スコアが動かない。

 30分を過ぎたあたりからレアル・マドリーにリズムが出始めると、鹿島は前半を無失点で終えることができなかった。45分、レアル・マドリーは左サイドでボールを持ったベイルがマルセロとのワンツーでペナルティエリア左に侵入。そのまま左足でゴール右隅に決めた。

 1点ビハインドで折り返した鹿島は、後半スタートから永木に代えて内田を投入。西が中盤にポジションを移す。

 だが、レアル・マドリーが後半の立ち上がりにリードを広げた。鹿島のGKへのバックパスに対してベイルが反応。飛び出したGKの前でボールに触ってがら空きとなったゴールに流し込んだ。

 レアル・マドリーは鹿島が落ち着きを取り戻す前に追加点を奪う。60分、ペナルティエリア左でマルセロのパスを受けたベイルが強烈な左足のシュートを突き刺してハットトリック。レアル・マドリーのリードは3点となった。

 鹿島は78分、遠藤がペナルティエリア右で折り返したボールを土居が決める。このプレーでオフサイドがあったのではないかとVARの対象となるが、オフサイドでなかったことが確認され、鹿島の得点が認められた。だが、2点目は生まれず、鹿島の反撃が終了。レアル・マドリーが決勝進出を決めた。

 3位決定戦と決勝戦は、現地時間22日に開催される。敗れた鹿島は南米王者のリーベル・プレートと、勝ったレアル・マドリーは開催国王者のアル・アインと対戦だ。

【得点者】
45分 0-1 ベイル(レアル・マドリー)
53分 0-2 ベイル(レアル・マドリー)
55分 0-3 ベイル(レアル・マドリー)
78分 1-3 土居聖真(鹿島アントラーズ)

【了】

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