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Jリーグ 5年前

名古屋、圧倒的攻撃陣は文句なしのA評価も守備陣は…。夏場の大型補強が残留への架け橋に【2018年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2018年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

名古屋の2018シーズン通信簿

名古屋グランパス
J1第34節、対湘南ベルマーレ戦時の名古屋のフォーメーション

攻撃力:A
守備力:E
采配:C
人事:C
安定感:D

 リーグ戦34試合で52得点というのはJ1全体で4番目に多い数字だ。そんな爆発力をみせた攻撃陣は文句なしのA評価と言えるだろう。ただ、失点数は59とV・ファーレン長崎に並んで最多となっている。風間八宏監督のチームらしいと言えばそれまでだが、守備の安定性があれば、最後まで残留争いに苦しむこともなかったのではないだろうか。

 シーズン序盤の14戦未勝利、夏場の7連勝。今季の名古屋に安定感があったのかと問われれば、恐らくなかっただろう。

 ロシアW杯による中断期間中の大型補強は大成功だった。風間監督も4-3-3や4-4-2、3-4-2-1などシーズン通して様々なフォーメーションを試すなど、チームとして常に新たな可能性を求めていた印象は強い。

【了】

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