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ドルト、香川真司を“格安”で放出画策も買い手見つからず。移籍市場は残り5日

text by 編集部 photo by Getty Images

香川真司
ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントは、移籍金を引き下げてでもMF香川真司を冬の移籍市場で放出しようとしているが、買い手となるクラブは見つからないようだ。独紙『ビルト』が26日付で伝えた。

 香川は今季のドルトムントで出場機会を得るのに苦戦し、これまでブンデスリーガではわずか2試合、公式戦合計で4試合の出場のみ。11月以降はベンチにも入ることができない時期が続いている。

『ビルト』は香川の現状について「2連覇王者から長期リザーブへ」と転落ぶりを強調。2010年のドルトムント加入から2年連続のリーグ優勝に大きく貢献した「黄金時代の一員」だったが、現在は「終わりに近づいている」と述べている。

 この冬の移籍市場でドルトムントを離れる可能性も高いとみられ、本人はスペインへの移籍を希望。クラブとしても香川の移籍を容易にするため、200~300万ユーロ(約2億5000万~3億7000万円)という格安の移籍金での放出に応じる構えだという。

 しかし、香川の獲得に手を挙げるクラブは現れないまま、今月末で終了する移籍市場は残り5日のみとなった。この5日間で香川の状況に変化は訪れるのだろうか。

【了】

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