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東口順昭、控えに悔しさ感じるも「日本の優勝まであと2試合。準備を怠らない」

text by 編集部 photo by Getty Images

東口順昭
東口順昭【写真:Getty Images】

 日本代表は26日、AFCアジアカップUAE2019準決勝のイラン戦に向けた調整を行った。GK東口順昭は、控えという立場に悔しさを感じながら、チームを盛り上げようとしている。

 日本代表は今大会、権田修一が守護神としてゴールを守っている。東口は「もちろん出るために来ましたし、悔しいですけど」と語りつつ、「日本が優勝するためにまだあと2試合あります。準備は常に怠らないように。それが次につながると思うので」と、気持ちを切らしていない。

 ワールドカップ同様、チーム全体で戦っているアジアカップ。東口は「雰囲気づくりは、上の選手がより声を出したり、盛り上げてやっているという意味ではワールドカップと一緒」とコメント。東口個人としては「ポジティブな声かけ」を意識しており、「あとは槙野(智章)がいろいろやってくれるので、そこのバランスはいいんじゃないかなと思います」と語った。

 ベトナム戦では権田がバックパスの処理で危ない場面があった。シンプルに前へ蹴り出す選択肢もあったはずだが、東口は「試合で研ぎ澄まされた集中力の中で見えるものもあるので、そういうところは試合に出ないと培われないと思う」とコメント。「そういうところが見えたらどんどん(パスを)つけていって欲しいというのは監督からメッセージとしてあるので。あれは失点してなかったし、良いチャレンジだったと思う」と述べた。

(取材:舩木渉【UAE】、文・構成:編集部)

【了】

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