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レアル戦のVAR判定で意見分かれる。ライン上か? それとも超えていたか?

text by 編集部 photo by Getty Images

デュサン・タディッチ
デュサン・タディッチ【写真:Getty Images】

【レアル 1-4(3-5) アヤックス CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ】
 
 現地時間5日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、オランダ1部のアヤックスはレアル・マドリーのホームに乗り込んで対戦し4-1の勝利をおさめた。この試合で使用されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定に関して、意見が真っ二つに分かれている。

 試合開始して7分にアヤックスのハキム・ジエクが先制点を決めると、続く18分にはダビド・ネレスが追加点。さらに62分、アヤックスのタディッチが左足を振り抜きチーム3点目。ただ、直前のプレーでボールがタッチラインを割っていた可能性があるとして主審がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を使用。長い時間をかけて検証した結果、主審がゴールを認めることになった。

 複数台のカメラが設置されているが、ある角度によってはラインを割っているように見え、ある角度によってはライン上にあるように見える。そのため、真上か真横から確認しない限り、判断するのが難しいケースのVARだったと言えるだろう。主審は長い時間をかけた上で、ボールがライン上にあったと判断した。

 この場面に関してスペイン紙『マルカ』は、「VARはボールが完全にラインを超えていないと判断した。決断するのは困難。あるカメラのアングルではボールがラインに触れていることを示し、別のアングルではボールがラインを超えたように示している」と伝えている。

【了】

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