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新戦力クエンカが劇的決勝点。今季リーグ初得点の鳥栖が磐田下して初勝利

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

サガン鳥栖
サガン鳥栖が今季初勝利【写真:Getty Images for DAZN】

【サガン鳥栖 1-0 ジュビロ磐田 J1第4節】

 明治安田生命J1リーグ第4節の試合が17日に行われ、サガン鳥栖とジュビロ磐田が対戦した。

 前節まで無得点で3連敗と最悪のスタートを切り、最下位に沈んでいた鳥栖。一方の磐田も2分け1敗と未勝利で、両チームが初勝利を期しての一戦に臨んだ。

 21分にはペナルティーエリア手前でボールを受けたフェルナンド・トーレスが巧みなステップから右足シュート。枠を捉えたボールは惜しくもGKカミンスキーの好守に阻まれ今季初ゴールはならなかった。

 前半をスコアレスで折り返したあと、後半立ち上がりには鳥栖にアクシデントが発生。パスを受けようとしたトーレスが右足太もも裏を痛めた様子でプレー続行不可能となり、交代を余儀なくされた。代わって豊田陽平が投入される。

 さらに61分、高橋祐治が大久保嘉人へのファウルで2枚目のイエローカードを受けて退場。前節とほぼ同じ時間に再び退場者を出した鳥栖は10人での戦いを強いられる。

 磐田は中村俊輔、鳥栖はイサック・クエンカらを投入してゴールを狙う。ともに無得点のまま後半アディショナルタイムを迎えたが、最後に劇的な展開が待っていた。

 92分、左サイドに抜け出した原川力がクロスを上げると、中央で合わせたクエンカがドンピシャのヘディングをゴール右へ。鳥栖の今季リーグ初得点が決勝点となり、待望の初白星を手にすることに成功した。

【得点者】
90+2分 1-0 イサック・クエンカ(鳥栖)

【了】

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