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香川真司、ライバル南野とは「タイプが違う」「僕はイチから」

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

香川真司
香川真司【写真:舩木渉】

 日本代表は18日、キリンチャレンジカップ2019のコロンビア代表戦に向けた合宿をスタートさせた。MF香川真司がポジション争いについて語っている。

 日本代表の中心選手として活躍してきた香川だが、森保一監督体制では初招集だ。その間、日本代表はアジアカップを戦うなどしている。トップ下では南野拓実が存在感を放っており、香川はここに割って入りたい立場だ。

 香川は「所属チームもそうですし、競争は生まれてくるもの。高いレベルで競争しあえればいい」と、ポジション争いを歓迎している。「今まで積み上げたものがあるわけで、結果を残している選手はリスペクトされるべきだと思う」と考えており、「僕は初めてで、イチからこのチームで結果を残していけるように」と話した。

 南野について香川は、「タイプが違うと思う」と分析。アジアカップでは「非常に良いプレーをしていた」という印象だ。「ゴールはなかなか獲れてなかったですけど、推進力があって、パワフルなところがあるんで、そこは彼の特長」と感じている。さらに「海外でも4、5年、若いときからやっているので、経験も自信になって、非常に良い状態にあると思う」と、高く評価しているようだ。

 ロシアワールドカップから大きくチームが変わった。香川は新たなスタートということで「ホントに気持ちが引き締まっている」とのこと。それと同時に「メンバーもガラリと変わって、雰囲気も変わったのを感じた」そうだ。「長谷部(誠)さんや(本田)圭佑くんが抜けて、また新たな代表として活動していけると思う。そういう意味でまだ4年間あるので、どんどんどんどんここから成長していきながら、良いチームをつくり上げたい」と話している。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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