FC琉球が得た手応え。「支配された試合はなかった」。揺るぎないスタイルが勝利につながる【英国人の視点】

昨季、J3優勝、J2昇格を果たしたFC琉球は今季、開幕から4連勝を飾り、注目を集めた。その後の5試合は勝利から遠ざかっているものの、13日の東京ヴェルディ戦では95分に同点ゴールを決めるなど、粘り強い戦いが目立っている。J2を戦う琉球に備わる粘り強さはどこから生まれるのだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル)

2019年04月18日(Thu)10時00分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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開幕4連勝も、その後は勝利を掴めず

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FC琉球の樋口靖洋監督【写真:Getty Images】

 今季、初めてJ2の舞台で戦うFC琉球は、スタートダッシュに成功。実績豊富なアビスパ福岡、大宮アルディージャ、愛媛FC、徳島ヴォルティスとの開幕4試合に勝利を収め、合計11ゴールを叩き出した。

 だがホームで徳島に2-1の勝利を収めた3月16日の試合を最後に、勝ち点3を獲得することはできていない。その後の5試合では勝ち点4を積み上げるにとどまっている。

 もちろん、勝ち点の数字だけが全てを物語るわけではない。チームを率いる樋口靖洋監督と選手たちは積極的な姿勢を持ち続け、常に意図を持った攻撃の組み立てを試みており、彼らの見せてきた戦いはJ2に新たな風を吹き込んでくれた。

「ボールをキープして得点チャンスを生み出そうとするのが僕らのサッカースタイルです。それを変えずにやっていきたいと思います」

 4月13日、アウェイでの東京ヴェルディ戦を1-1のドローで終えたあと、琉球の主将を務める上里一将はそう語った。

「ここでも最後までそのやり方で続けられたというのは、チームにとってプラスだと思います。考えてから行動するというより、積極的にプレーしながら何かを起こそうとするのが僕らの強みです。今日の試合でもそういう部分を出せたのは良かったと思います」

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